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訪問ボトックス治療

目次

訪問ボトックス治療

当院は患者さんの自宅や入居施設でボトックス治療を行います。
訪問でボトックス注射を行うことができる医療機関は全国に10~15施設と、まだ少ないのが現状です。

対象エリア

品川区、港区、大田区、目黒区です。
(その他のエリアの訪問は要相談)

訪問ボトックス治療の対象となる方

ひとりでの通院が困難な方で、脳梗塞後遺症などにより手足がつっぱる方
※単発の往診にも対応しています。

ボトックス注射とは

ボトックス注射とは、脳梗塞後遺症に多い手足の筋肉のつっぱり(痙縮)を治療するものです。

ボトックス注射の有効成分

ボトックス注射では、「ボツリヌストキシン」を有効成分とするお薬を用います。ボツリヌストキシンはボツリヌス菌が作り出す天然のたんぱく質です。

ボツリヌス菌とは

嫌気性の細菌のひとつで、食中毒の原因となります。
しかし、ボトックス注射は、ボツリヌス菌そのものを注射するわけではないため、ボツリヌス菌に感染する危険性はありません。

ボツリヌストキシンの作用

ボツリヌストキシンは筋肉を緊張させている神経の働きを抑える作用があります。そのため、ボトックス注射をすると、筋肉の緊張をやわらげることができます。

ボトックス治療で期待できる効果

日常生活が行いやすくなる

手足の筋肉がやわらかくなり、動かしやすくなることで、日常生活動作(ADL)の機能が向上します。
食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な基本行動が行いやすくなります。

リハビリテーションがしやすくなる

手足の筋肉がやわらかくなり、動かしやすくなることで、リハビリテーションが行いやすくなることが期待できます。

拘縮の予防

関節が固まって動きにくくなったり、変形したりするのを防ぎます。 

痛みをやわらげる

手足の筋肉のつっぱり(痙縮)をやわらげることにより、痛みを緩和する効果が期待できます。 

介護負担の軽減

関節の可動域が広がることで、介護者の負担を軽減することが期待できます。 

ボトックス治療の流れ

ボトックス注射の効果持続期間は通常3~4カ月です。その後は徐々に効果が消えていきます。治療を止めると手足の筋肉のつっぱり(痙縮)は元の状態に戻ってしまうため、1年間に数回繰り返してボトックス注射を続ける必要があります。ただし、治療間隔や治療期間は人によって異なります。

治療の流れ

①医師による診察を行い、ボトックス注射の適応であるかどうかを判断します。

②治療の目標を決め、投与日を決めます。

③注射薬を発注します。

④患者さんの自宅や入居施設に医師が訪問し、ボトックス注射を施行します。

⑤2~3週間後に医師が再訪問し、注射の効果を判定します。

※3~4カ月毎に①~⑤を繰り返します。

ボトックス治療の料金

ボトックス治療は医療保険適用ですが、高額な治療です。ボトックス注射をお考えの方は、お電話でお問い合わせください。

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